大学4年生、コロナ禍に韓国へ行く。【大学後編】
『大学4年生で韓国留学を決意、決行した理由』
本日は、大学後編。
ついに韓国留学決意まで秒読みです。
(長い…)
おさらい
私を突き動かしたもの↓
①「周りと違うことがしたい」「特別が欲しい」という欲
②自分でもよく分からない妙なこだわり
さて、3年生冬でサークルを引退する予定の私。
ここで、ついにあやつがやってきます。
そうです。コロナです。
私の大事な3年生の1年間は見事にコロナに食われました。
この頃、私のアイデンティティだったサークルも思うように活動できず、私は全てを失ったような虚無感に襲われました。
加えて、3年生の私を襲っていたのが、高校生の頃から付き纏ってきた英語が話せないことへの、圧倒的劣等感でした。
3年生からゼミに所属したのですが、色々な訳あって、高校のころが懐かしくなるような、グローバルピーパーと圧倒的コミュ力を持つ人々に囲まれます。(色々な訳あって…トホホ)
ゼミでは英語での討論などがありました。
私は、しゃべりたいことは沢山あるのに言葉にできないもどかしさ、そして、周りが自分の意見を難なく英語に変換して主張する姿への何とも言えない悔しさでいっぱいになり、本当にストレスで泣きました。(本当に言葉通り日々泣いていました)
この頃、サークルというアイデンティティを失い、コロナ禍で唯一のコミュニティだったゼミでも自分の役割を見出せなかった私は、突如として『韓国留学』を志しました。
韓国語が、唯一、周りのゼミ生が持っていない力だったということ。
サークルを失ったことで蘇った留学への憧れと、こだわり。
こんな不純な動機で、私は韓国留学を決意します。
このころの私にとって救いだったことが2つありました。
ひとつは、3年間を共にしてきたサークルの友達が、何度も相談に乗って励ましてくれたこと。
もうひとつは、ゼミの担当教員の先生の存在でした。
先生は、英語に対して劣等感があり、もはやゼミと英語からの逃げとも言えるような韓国留学への道を、信じられないほど前向きに応援してくれました。
『韓国語』というマイナーな言語を学ぶことについても、何のマイナス点もない、逆にプラスなんだと感じさせてくれるような声もかけてくれました。
友達と先生から背中を押され、そして両親の承諾もあり、私は「コロナ禍」という特別な状況に関係なく、『今やりたいこと』を果たすために韓国留学を決意しました。
大学3年生の私、留学を決意する。
【끝】
大学4年生、コロナ禍に韓国へ行く。【大学前編】
本日のテーマも引き続き
『大学4年生で韓国留学を決意、決行した理由』
です。
前回もお話ししましたが、私を韓国留学の決行まで突き動かしたのは、
①「周りと違うことがしたい」「特別が欲しい」という欲
②自分でもよく分からない妙なこだわり
この2点です…
そして、高校生の私は、留学への憧れを抱きながらも、英語ができないという劣等感に負け、留学を諦めてしまいました。
そんな私はついに『韓国』と出会います。TWICEやBTSが流行り出したあの頃…私はまんまと韓国アイドル、韓国ドラマの沼にはまりました🙄
英語への劣等感も相まって、英語を勉強する方が役に立つ筈だと思ってはいながらも、留学に行くなら韓国がいいという気持ちが強くなりました。
では、今大学4年生な私。
韓国留学に行きたいと思っていながら、大学に入学してからの3年間一体何をしていたのか。
私は、サークルに没頭していました。
頭の中が[留学<<<サークル]だったので、留学のことはほとんど考えませんでした。
ただ、このときサークルに没頭したことに後悔はありません。
3年間のサークル活動は、私にとってかけがえのない時間だったと感じているからです。
ということで…
大学生(前半)の私、サークルに没頭する。
(全然留学いかないじゃん←)
【끝】
大学4年生、コロナ禍に韓国へ行く。【高校編】
人生で初めてブログたるものを書いてみることにしました。
ブログと言っても、半年間の韓国留学を何か少しでも形に残しておきたくて、驚くほど不定期で、長文の「日記」くらいの気持ちで書いていこうと思います。
今日のテーマ
『大学4年生で韓国留学を決意、決行した理由』
私を韓国留学の決行まで突き動かしたのは、
①「周りと違うことがしたい」「特別が欲しい」という欲
②自分でもよく分からない妙なこだわり
この2点です…
留学は「具体的な目的を持つ」ことが重要だ。
留学ブログなどを見ていれば、幾度となく頭に刻み込まれる内容ですよね。
私はというと…正直、今でも具体的な目的を見つけることはできていません。
では、なぜ、どうゆう経緯で、韓国留学を決意、決行したのか。
その出発点は、高校時代までさかのぼります。
高校時代の話をする前に、大前提として、私の家庭にはグローバルな人間は1人もいません。
勝手なイメージですが、留学している人って何かとグローバルな家庭出身(留学経験がある両親、親族が海外にいる、幼少期から英語に触れている)の人が多い気がします。
その点、私は義務教育で初めて英語を学んだタイプの一般ピープルです。
唯一海外との接点と言えば、数年に一度、両親が海外家族旅行を決行してくれたことでした。
そんな私が入学したのは、文科省からSGH(スーパーグローバルハイスクールの略)というよく分からない指定を受けている高校でした。
グローバルな人間を育成するために、交換留学や、実践的な英語教育を積極的に行うプログラムが用意されていたんです。
ただ、私は一般ピープルだったので、義務教育英語(2017年くらいの)にしか縁がありません。この学校で突然課せられた、全英語授業(今では当たり前なのかな?)、英語のアクティブプログラムには本当に苦しめられました。
そんな中でも、私が大学4年生に咲かせることになる「留学」という花の種を、この時に受け取ったのです。
英語ペラペラ族、グローバルピーポーに沢山出会い、その友達たちからただならぬ「特別感」を感じたのです。
そして、そんな特別感欲しさ、つまり「欲」に駆られて、
「私もこの学校の交換留学プログラムで留学するんだ!!」
という妙に固い意志をもつことになったのです。
ただし、ここで自己肯定感をバキッと折られる現実にぶつかります。
ここは、SGH指定校。私はギリギリ合格、底辺一般ピープル。
割と少なめな交換留学の枠に滑り込めるわけが無い、ということに気づきます。
その結果、
『自分がこの枠に入れるわけが無い』
という諦めが先に立って、応募すらせず諦めました。
私は、人生で、今のところ、この時の行動を一番後悔しています。
なぜなら、これがきっかけとなって、私の中に英語に対する「諦め」や「劣等感」という害悪な種が植えつけられたからです。
この種が、私の留学という夢までの道を6年程引き延ばす原因になったのです。
高校生の私、劣等感で留学を諦める。
高校編【끝】