大学4年生、コロナ禍に韓国へ行く。【高校編】
人生で初めてブログたるものを書いてみることにしました。
ブログと言っても、半年間の韓国留学を何か少しでも形に残しておきたくて、驚くほど不定期で、長文の「日記」くらいの気持ちで書いていこうと思います。
今日のテーマ
『大学4年生で韓国留学を決意、決行した理由』
私を韓国留学の決行まで突き動かしたのは、
①「周りと違うことがしたい」「特別が欲しい」という欲
②自分でもよく分からない妙なこだわり
この2点です…
留学は「具体的な目的を持つ」ことが重要だ。
留学ブログなどを見ていれば、幾度となく頭に刻み込まれる内容ですよね。
私はというと…正直、今でも具体的な目的を見つけることはできていません。
では、なぜ、どうゆう経緯で、韓国留学を決意、決行したのか。
その出発点は、高校時代までさかのぼります。
高校時代の話をする前に、大前提として、私の家庭にはグローバルな人間は1人もいません。
勝手なイメージですが、留学している人って何かとグローバルな家庭出身(留学経験がある両親、親族が海外にいる、幼少期から英語に触れている)の人が多い気がします。
その点、私は義務教育で初めて英語を学んだタイプの一般ピープルです。
唯一海外との接点と言えば、数年に一度、両親が海外家族旅行を決行してくれたことでした。
そんな私が入学したのは、文科省からSGH(スーパーグローバルハイスクールの略)というよく分からない指定を受けている高校でした。
グローバルな人間を育成するために、交換留学や、実践的な英語教育を積極的に行うプログラムが用意されていたんです。
ただ、私は一般ピープルだったので、義務教育英語(2017年くらいの)にしか縁がありません。この学校で突然課せられた、全英語授業(今では当たり前なのかな?)、英語のアクティブプログラムには本当に苦しめられました。
そんな中でも、私が大学4年生に咲かせることになる「留学」という花の種を、この時に受け取ったのです。
英語ペラペラ族、グローバルピーポーに沢山出会い、その友達たちからただならぬ「特別感」を感じたのです。
そして、そんな特別感欲しさ、つまり「欲」に駆られて、
「私もこの学校の交換留学プログラムで留学するんだ!!」
という妙に固い意志をもつことになったのです。
ただし、ここで自己肯定感をバキッと折られる現実にぶつかります。
ここは、SGH指定校。私はギリギリ合格、底辺一般ピープル。
割と少なめな交換留学の枠に滑り込めるわけが無い、ということに気づきます。
その結果、
『自分がこの枠に入れるわけが無い』
という諦めが先に立って、応募すらせず諦めました。
私は、人生で、今のところ、この時の行動を一番後悔しています。
なぜなら、これがきっかけとなって、私の中に英語に対する「諦め」や「劣等感」という害悪な種が植えつけられたからです。
この種が、私の留学という夢までの道を6年程引き延ばす原因になったのです。
高校生の私、劣等感で留学を諦める。
高校編【끝】